2019年6月25日(火)

整備新幹線の貸付料延長「受益内なら」JR九州社長

サービス・食品
九州・沖縄
2019/5/22 19:39
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整備新幹線の建設費の一部としてJR各社が線路使用料(貸付料)を国側に払い込む期間を現行の30年から50年に延長する案を財務省が示したことについて、長崎新幹線の開業を目指すJR九州の青柳俊彦社長は22日の定例会見で「受益分や保全コストを30年と同様に計算した上で、受益の範囲で50年支払うという考え方はある」と、一定の理解を示した。

整備新幹線の建設費はJRが払う30年間分の貸付料を充て、残りを国と自治体が負担する。ただ人件費高騰などで公費支出が膨らむ恐れがあり、財務省が貸付料を30年から50年に延長する提案をしている。

青柳社長は「整備新幹線はあくまでも受益分を事業者が払うスキーム。30年を50年に延ばせば単純にお金が1.6倍に増えるという今の議論は、このスキームを無視している」と指摘。その上で「50年間にかかるコストの議論などをもっと真面目にすべき」とした。

豪雨被災した日田彦山線の復旧を巡ってバス路線を含む選択肢を沿線住民に説明することについては、青柳社長は「自治体から要望があれば説明に出向きたい」とJRが直接説明することに前向きな姿勢を示した。福岡県の小川洋知事はJR側に住民説明を求めていた。

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