2019年6月20日(木)

九州圏の4月輸出額3.3%減、半導体装置や鉄鋼 低調

九州・沖縄
2019/5/22 18:09
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門司税関が発表した4月の九州経済圏(九州7県と山口・沖縄県)の輸出額は前年同月比3.3%減の7385億円と3カ月ぶりのマイナスに転じた。半導体などの製造装置が主に中韓向けで半減し、鉄鋼も前年の反動でレール製品などが低調だった。米国向けが17.1%増、中国も0.5%増と全国平均を上回り、欧州連合(EU)や韓国向けが不振だった。

輸出品目で主力の自動車は1.1%減の1889億円と7カ月ぶりに減った。日産自動車九州に近い苅田港で3割あまり減る一方、トヨタ自動車九州の利用が多い博多港は中国向け、マツダの防府工場に近い防府港が北米向けに伸びた。半導体などの電子部品も香港向けなどで10%増えており、「全国より中国経済の鈍化は影響しなかったようだ」(門司税関)という。

輸入額は0.2%減の5701億円。差し引きの貿易収支は1684億円の黒字(12.6%減)で52カ月連続の輸出超過だった。米国の対中制裁関税拡大は5月実施で、今回の統計に特に影響はみられないとしている。

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