2019年6月18日(火)

昼間に湯沸かし、出力制御対策で実証試験、四国電力

環境エネ・素材
中国・四国
2019/5/22 17:41
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四国電力は22日、家庭の電気給湯器を遠隔制御する実証試験を今秋から始めると発表した。太陽光発電の発電量が増える晴天の日を対象に、通常は夜間にする湯沸かし運転の一部を昼間に移して、日中の電力需要を創出する。太陽光の普及拡大で、一時的に事業者の発電を停止するよう求める出力制御の可能性が高まっている。昼間の電力需要を増やして需給バランスの調整に役立てる。

香川県内の40軒の家庭を対象に、今秋から1年間かけて実証試験をする。気象予報から、四国内の翌日の太陽光の発電量を予測。晴天で発電量が増えそうな日は、グループ会社が開発した技術を使って各家庭の電気給湯器を遠隔制御し、夜間の湯沸かしの一部を翌日の昼間に移す。

四国電によると、四国内には約52万台の電気給湯器が設置されている。このうち、遠隔制御が可能であるかどうかなど、条件を満たすのは約2万台と推定する。

実用化されれば、出力制御の可能性が高まるゴールデンウイーク(GW)期間の昼間の電力需要を5%ほど押し上げることができるとみている。佐伯勇人社長は同日の記者会見で「出力制御の回避につなげていきたい」と述べた。

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