2019年6月27日(木)

確認に2カ月かかる事例も 豚コレラ弱毒性で発見困難

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2019/5/22 9:35
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岐阜と愛知両県で発生が相次ぐ豚コレラについて、感染経路を調べる農林水産省の疫学調査チームは22日までに、3月下旬以降の事例について調査結果を公表した。農場にウイルスが侵入してから発症を確認するまで最長で約2カ月かかるなど、弱毒性で発見が難しいことが裏付けられた。

調査結果について記者会見した津田知幸チーム長は、発症の確認に時間がかかることについて「ウイルスは広がる力はあるが、症状が明確に出ない。(発症を)見つけにくいという性質を反映している」とした。

調査チームによると、愛知県田原市で3月29日に発生した16例目は、ウイルスの侵入時期が1月中旬から2月上旬とされた。また、岐阜県恵那市で4月9日に確認した18例目は2月上~下旬と推定された。ただ、事案によっては侵入からすぐに発生を確認しており、ばらつきもある。

また、調査チームは対策として豚の様子をより丁寧に観察することや、養豚場が密集している地域の道路の消毒などを求めた。

豚コレラは昨年9月に国内で26年ぶりに発生。その後5府県に感染が拡大しており、特に岐阜と愛知の両県では発生が続いている。〔共同〕

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