2019年6月18日(火)

通信部品の米クォルボも下方修正、ファーウェイ禁輸で

米中衝突
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北米
2019/5/22 5:40
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【シリコンバレー=佐藤浩実】通信半導体を扱う米クォルボは21日、2019年4~6月期の売上高見通しを最大9%引き下げると発表した。トランプ政権が中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)への事実上の禁輸措置を発動し、同社への販売を続けられなくなったため。前日には顔認証部品の米ルメンタム・ホールディングスも業績を下方修正しており、ファーウェイへの依存度が高い中堅企業で輸出規制の影響が目立ってきた。

ファーウェイへの依存度が高い米中堅企業で輸出規制の影響が目立ってきた=AP

従来は7億8千万~8億ドル(約860億~880億円)としていた4~6月期の売上高予想を、7億3千万~7億5千万ドルに引き下げる。クォルボはスマートフォンや基地局向けの無線通信部品をファーウェイに納めてきたが、米商務省がファーウェイを輸出規制リストに加えたのを受けて取引を中断。「再開時期は予測できない」とした。

クォルボは米東部ノースカロライナ州に本拠を置く通信部品メーカー。アップルの「iPhone」に通信半導体を納めていることで知られるが、19年3月期はファーウェイ向けの売上高が4億6900万ドルと全体の15%を占めていた。ファーウェイとの取引を拡大してきた他の米中堅企業にも下方修正の波が広がる可能性がある。

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