2019年6月25日(火)

イラク、米・イランに使節団派遣 緊張緩和を模索

中東・アフリカ
北米
2019/5/22 5:38
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【カイロ=飛田雅則】イラクのアブドルマハディ首相は21日、首都バグダッドで記者会見し、米国とイランの間の緊張を緩和するため、すぐに両国に使節団を派遣すると発表した。イラクは過激派の掃討などで米国と協力する一方、隣国イランとも経済や治安の両面で関係が深まっている。ただ、米・イランの不信感は強く、イラクの取り組みが奏功するか不透明だ。

米国の国旗に火を付けるイランの民衆(10日、テヘラン)=AP

アブドルマハディ氏は「米国とイランの双方は、戦争を望んでいないと伝えてきている」と強調したうえで、「イラクだけが両国の間でメッセージを伝達することができる」と語った。同氏は近くクウェートを訪問し事態を協議することも明らかにした。

19日夜にはバグダッド中心部の政府施設や大使館が集中する旧米軍管理地区(グリーンゾーン)にロケット弾が着弾した。ロイター通信は「イランと関係の深い民兵組織による犯行の可能性がある」との米政府筋の見方を伝えた。米国はイランの脅威に対応するため、中東に空母を派遣するなど緊張が高まっている。

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