2019年6月26日(水)

ボーイング、鳥衝突への対策怠る 墜落事故で 米紙報道

自動車・機械
北米
2019/5/22 5:14
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【ニューヨーク=中山修志】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、米ボーイングが新型機「737MAX」の2018年10月に発生した最初の墜落事故の一因がバードストライク(鳥の衝突)だった可能性に気づいていながら、対策を怠っていたと報じた。同様のケースが再発する可能性を軽視していたという。

米当局は鳥の衝突によってセンサーが故障した可能性が高いと考えているという=AP

米当局は鳥の衝突によってセンサーが故障した可能性が高いと考えているという=AP

737MAXの2度の墜落事故は、機体の傾きを測るセンサーの故障によって自動制御システムが誤作動を起こしたことが原因と考えられている。センサーの故障理由は明らかになっていない。

同紙によると、ボーイングは18年10月のインドネシアでの最初の事故について、バードストライクによってセンサーが故障した可能性があると11月の時点で米航空会社に説明していた。一方、同じ事故が起こる可能性は低いと考え再発防止策を取っていなかったという。

同紙は「米航空当局はバードストライクによってセンサーが故障した可能性が高いと考え始めている」と指摘した。一方、今年3月のエチオピアでの2度目の事故について同国の航空当局は「センサーが異物によって損傷した証拠はない」と説明している。

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