2019年6月21日(金)

サウジ船舶破壊、イラン関与の可能性 米国務長官が言及

中東・アフリカ
北米
2019/5/22 5:12
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【ワシントン=中村亮】ポンペオ米国務長官は21日、サウジアラビアの石油タンカーが破壊行為を受けた問題で「明確な結論に達していないがイランが事件の背後にいる可能性が大いにある」と語った。トランプ政権がイランの関与を断定すれば対抗措置を講じる可能性がある。ポンペオ氏は「イランが過ちを犯さないよう取り組んでいく」と強調した。米メディアのインタビューで語った。

ポンペオ米国務長官=ロイター

サウジやアラブ首長国連邦(UAE)の当局によると、12日に両国やノルウェーの商船が何者かによって攻撃を受けた。ポンペオ氏はイランの関与を示唆したがイラン当局は否定している。ポンペオ氏は21日、上下両院の議員に「イランの脅威」について説明した。

一方、シャナハン国防長官代行は21日、記者団に対してイランの脅威は残るとしつつも「我々はイランとの戦争を望んでいない」と語った。空母や戦略爆撃機を中東に派遣しているが「我々の姿勢は抑止力として機能する」と指摘した。

トランプ大統領は20日、「イランはとても敵意に満ちている。何かが起きれば強大な力に直面する」とけん制した。一方で「(深刻な)何かが起きたり、これから起きたりする兆候はない」とも語り、緊張緩和を探る考えもにじませていた。

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