2019年6月26日(水)

プロ野球

広島首位浮上、菊池涼が粘って快打

2019/5/21 23:30
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0-0の五回2死満塁。広島・菊池涼はカウント1-2と追い込まれながら、フルカウントに持ちこんだ。そこから変化球をバットにかすらせ、命拾い。速球もファウルにする。最後に「ストレートかな」という球を捉えた打球が三遊間を抜けて、2点打となった。

【21日のプロ野球 結果と戦評】

五回2死満塁、広島・菊池涼が左前に先制の2点打(21日、三次)=共同

五回2死満塁、広島・菊池涼が左前に先制の2点打(21日、三次)=共同

相手の大野雄は無死満塁から粘って、2死までこぎつけていた。野村の遊直は不運だったとしても、1番野間も三邪飛。逸機となれば、がらりとムードが変わる局面での1打に「頑張って、必死につないだ」と話した。

昨季、打撃は不振だった。6年連続で規定打席に達したものの、自己最低の打率2割3分3厘に終わった。3連覇にわくチームのなか、「全然(打撃で)貢献できなかった」と1人浮かぬ顔をしていた。その憂さを晴らして今季は打率3割をキープする。

守備だけでもお金が取れる選手はこの試合でも一、二塁間を抜けそうな打球を処理して刺した。打撃は二の次でも良さそうなものだが、当然、そこに甘える菊池涼ではなく、その姿はチーム全体の妥協の無さを象徴している。

連覇の立役者となってきた人がすっかりしぶとさを取り戻し、何事もなかったかのように、今年も首位に立った。(篠山正幸)

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