2019年6月24日(月)

強制起訴10年 検察権限に風穴、有罪は2事件2人

2019/5/21 21:19
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検察審査会の議決に一定の法的拘束力を持たせた強制起訴制度の開始から21日で10年となった。この間、検察の不起訴処分について遺族らから審査を申し立てられたのは延べ約2万人に及び、9事件13人が強制起訴に至った。起訴判断を一手に握る検察の権限に風穴をあけたとの評価がある一方、有罪は2事件2人にとどまる。

強制起訴制度を盛り込んだ改正検察審査会法は、裁判員法とともに2004年5月に成立し、09年5月に施行された。検察が起訴を見送った事件でも検察審査会が2度「起訴相当」と判断すれば、対象者は強制的に起訴される仕組みになった。

9月に判決が言い渡される東京電力元会長ら旧経営陣3人を含め、10年間で13人が法廷に立った。有罪となったのは業務上過失傷害罪に問われた長野県松本市の元柔道指導員と、暴行罪で強制起訴された元徳島県石井町長の2人にとどまる。〔共同〕

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