2019年6月27日(木)

中国ネット通販の京東、騰訊と提携 地方開拓を強化

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アジアBiz
2019/5/21 20:26
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【北京=渡辺伸】中国ネット通販2位の京東集団(JDドットコム)は21日、北京市で戦略説明会を開き、中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)と組んで地方都市の開拓を強化すると表明した。騰訊の交流アプリで2019年7~9月に新たな販売窓口を開設する。中国のネット通販は大都市で飽和状態になりつつあるが、地方はなお成長余地があるとみる。

京東グループの京東零售集団で輪番最高経営責任者(CEO)を務める徐雷氏が登壇し、京東のネット通販に出店している企業数を「5年以内に100万店まで拡大したい」と表明した。出店数は3月末時点で約22万店で約5倍に増やす計算だ。日用品や家電など従来製品に加え、医薬品など新たな品ぞろえを増やす。

騰訊が手掛ける中国最大の交流アプリ「微信(ウィーチャット)」に新たな販売窓口をつくる。今回の提携はまず3年間続ける。京東と騰訊は14年に提携し、京東の通販サイトをウィーチャットの一部に連結し、顧客を呼び込んでいる。今後はウィーチャットに加入する地方都市の消費者にまで販売網を広げる。

京東は3月末のユーザー数が約3億1千万人と、1年間で3%増にとどまっている。通販最大手のアリババ集団に比べて地方都市の開拓が遅れており、課題となっている。

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