2019年6月20日(木)

五輪・パラ、千葉県内開催競技の認知度上がらず

南関東・静岡
2019/5/21 20:40
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ちばぎん総合研究所(千葉市)は、2020年東京五輪・パラリンピックに関する千葉県民の意識調査結果をまとめた。県内で開催される具体的な競技の認知度は、2018年8月に実施した前回調査からほぼ横ばいで、特にパラリンピックはどの競技も1桁台にとどまった。五輪開催まで約400日となり、認知度向上が大きな課題だ。

県内で競技が開催されることを「知っている」と回答したのは80%で、前回調査より1.2ポイント下がった。開催地(千葉市と一宮町)での認知度は92%だった。

具体的な開催競技の認知度は、一宮町が会場となる「サーフィン」は70%だったが、千葉市内が会場となる3競技(フェンシング、レスリング、テコンドー)は全て10%台。パラリンピックの4競技(車いすフェンシング、ゴールボール、シッティングバレーボール、パラテコンドー)はそれぞれ4~9%だった。前回調査から微増した競技が多かったものの、依然として低い水準だ。

ちばぎん総研は「競技別にみると認知度はまだ十分ではない」として「行政と民間団体と連携してオール千葉で機運を粘り強く高めていくことが必要」と指摘する。

民間団体や行政は機運を盛り上げようと力を入れる。千葉県商工会議所連合会など県内の経済団体協議会は3月中旬、県マスコットキャラクター「チーバくん」がフェンシングやゴールボールなどをするイラストのステッカーやのぼりを作成した。会員企業の店舗や業務用車両に掲示するなど各社でPRに取り組む。

千葉市も4月、五輪機運を向上させる市民活動への補助制度を新設した。5月17日まで募集し、5団体から応募があった。書類審査や面談を経て、6月上旬をめどに補助事業を決定する。

認知度向上は集客数に直結する。大会の成否はもちろん、各自治体の観光産業や飲食産業などへの経済効果を測る上でも急務だ。

調査は3月19~22日にインターネットで実施。県内在住の15歳以上が対象で、約1000人から回答を得た。

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