2019年6月18日(火)

セールスフォース、日本のスタートアップ支援を拡充

スタートアップ
ネット・IT
2019/5/21 19:22
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顧客情報管理(CRM)大手、米セールスフォース・ドットコムの日本法人は21日、日本のスタートアップ企業にソフトウエア開発に使う基盤を無償提供すると発表した。開発に必要なサーバーなどインフラの運用・保守にかかるコストを抑えられる。投資部門を通じた出資に加えて、有望スタートアップへの支援を拡充する狙いだ。

記者会見で支援プログラムを発表するセールスフォースの浅田氏(左)と永野氏(21日、東京都千代田区)

クラウド上で基盤ソフトを使える「PaaS(パース)」の「Heroku(ヘロク)」の提供を始めた。ベンチャーキャピタル(VC)や起業支援会社の支援プログラムに参加する創業から間もないスタートアップを対象に、最長1年間使える5万ドル(約550万円)分のクレジットを提供する。

Herokuはセールスフォースが2010年に買収したサービス。セールスフォースの永野智執行役員は記者会見で「人員や資金が限られるスタートアップがサービス開発に集中できるようになる」と話した。VCのコーラル・キャピタル(東京・千代田)やプラグ・アンド・プレイ・ジャパン(同・渋谷)などが今回の取り組みに参画しているという。

セールスフォースは日本では2011年に投資活動を始め、クラウド会計ソフトのfreee(フリー、同・品川)など43社に出資。投資先には顧客企業を紹介したり、経営ノウハウを教えるワークショップを定期的に開いたりしている。セールスフォース・ベンチャーズの浅田慎二・日本代表は「(クラウド経由でソフトを提供する)SaaS企業への支援を拡大したい」と話した。

(駿河翼)

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