2019年6月21日(金)

飛行機代くれた恩人と再会 那覇の高校生、返金し感謝

九州・沖縄
社会
2019/5/21 19:06
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帰郷する際に財布をなくし、見知らぬ男性から飛行機代6万円を渡された那覇市の男子高校生が21日、同市で"恩人"の男性と再会し、お金を返してお礼を伝えた。男性は「もう、なくすんじゃないよ」と、高校生に財布を贈った。

猪野屋博さん(左)と再会し、飛行機代のお礼をする崎元颯馬さん(21日、那覇市)=共同

沖縄県立沖縄工業高2年の崎元颯馬さん(17)は4月下旬、伯父の葬儀で県内の与那国島へ帰郷する際、財布を紛失。途方に暮れていたところ、声を掛けてきた男性に事情を話すと、男性は飛行機代6万円を渡し立ち去った。崎元さんは連絡先を聞きそびれ、手掛かりを求めて地元2紙に取り上げてもらった。

男性は那覇市出身で埼玉県三芳町の医師、猪野屋博さん(68)。同僚の声掛けで記事を知り、崎元さんの高校で再会が実現することとなった。

崎元さんは「直接お礼を伝えられ、本当にうれしい」。顔を赤らめながら「ありがとうございました」と6万円を返し、2人の名前と「感謝」の文字を彫り込んだ手作りの文鎮を贈った。与那国島から駆け付けた父、恒男さん(47)も、島の特産品を手渡し「ほっとしている」と語った。

猪野屋さんは「この経験が良い方向に進むことを願う」とうれしそう。財布をもらった崎元さんは「もうなくすまいと思った」と応じ、周囲の笑いを誘った。〔共同〕

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