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低コストの浮体式洋上風力 北九州で稼働

NEDOなど実証

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日、北九州市沖で低コストの洋上風力発電システムの実証機「ひびき」を稼働した。特殊なイカリで係留して浮かべる浮体式で、水深約50メートルと浅い海域に設置できる「バージ型」で国内初となる。2021年度まで技術検証し、23年の商用運転を目指す。

発電機の風車はドイツ製で両端の長さ100メートルの2枚羽根を使い、高さ72メートルで3メガワットの定格出力能力を持つ。浮体部分を日立造船が製作・設置し、システム評価などを東京大学が担当、九州電力に売電する。

初期投資額は約124億円。バージ型は港の岸壁に浮体を浮かべながら風車を設置して洋上に運ぶ。洋上で多くの設置工事をする他のタイプより低コストという。維持管理でも遠隔操作の無人潜水機による係留部分の検査などを試す。

北九州市は洋上風力の関連産業集積と発電所開設へ九電グループなどと組み、風車設置船向けの岸壁整備やメンテナンス事業者の誘致を進めている。今回の実験は直接関係ないが、最終組み立ては市内で行われており、市担当課では「様々な形の洋上風力が普及する中で拠点港づくりに追い風としたい」とする。

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