2019年6月19日(水)

日本の実質成長、0.7%に下方修正
OECD、19年見通し

経済
2019/5/21 18:45
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経済協力開発機構(OECD)は21日、2019年の日本の実質経済成長率が0.7%になるとの見通しを発表した。前回3月時点の予想から0.1ポイントの下方修正になる。中国経済の減速で、輸出や生産が低迷していることを反映した。世界全体の成長率も貿易額の伸びが急速に鈍化していることを受け、前回予想より0.1ポイント低い3.2%に引き下げた。

今回の経済見通しは5月15日までに発表された各国の経済指標や政策に基づいて算出した。20日に発表された日本の19年1~3月期国内総生産(GDP)の結果は反映されていない。

日本の20年の成長率は19年より低い0.6%を見込む。OECDのランダル・ジョーンズ経済局日本・韓国担当課長は「消費増税の影響は政府による対策で19年は抑えられるが、20年には対策の効果が消えるだろう」との見方を示した。

最大のリスクは米中の貿易摩擦の高まりだ。OECDが今回公表した試算では、今月米中が打ち出した追加関税で世界のGDPが21年から22年にかけて0.1%下押しされる。

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