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牛肉輸出、最高を更新 18年度28%増 冷蔵は台湾トップ

牛肉の輸出が増えている。農畜産業振興機構(東京・港)によると、2018年度の冷蔵・冷凍を合わせた牛肉輸出量は過去最高の3799トン。海外での和牛人気がけん引、前年に比べ28%増となり、6年連続で過去最高を更新した。輸送時の鮮度管理が難しく冷凍ものより価格が高い冷蔵牛肉では17年に輸出を再開した台湾が香港を抜き、初めてトップとなった。

輸出先上位には、台湾のほか、香港やシンガポールなどアジアの国・地域が並ぶ。台湾は01年の牛海綿状脳症(BSE)の発生を受けて日本からの輸入を中断していたが、17年に16年ぶりに解禁した。

アジア向け輸出の拡大について、食肉卸のミートコンパニオン(東京都立川市)は「欧米で牛肉といえばステーキがメインのためサーロインなどに限られるが、アジアでは焼き肉などで様々な部分を食べるため消費量が増える傾向にある」(植村光一郎常務)と話す。

業界ではさらに中国向けの輸出解禁を注視する。BSEで輸出は止まっているが「中国向けが解禁されれば、輸出はさらに増える」(日本畜産物輸出促進協議会の担当者)とみる。「富裕層が増えており高級志向が強い」(同)ためだ。

サシの多い和牛は赤身の強い米国産牛肉などと差別化しやすく「松阪牛や飛騨牛といったブランドに興味を持つ海外の消費者も増えている」(同)と、さらなる輸出拡大に期待をかけている。

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