小牧醸造と小正醸造がブレンデッド焼酎 互いの原酒をブレンド

2019/5/21 18:50
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焼酎メーカーの小牧醸造(鹿児島県さつま町)と小正醸造(鹿児島市)は21日、自社の芋焼酎に相手の原酒を組み合わせた製品を開発し、「ブレンデッド焼酎」として発売すると発表した。ウイスキーで定着しているブレンド文化を焼酎に取り入れることで焼酎の可能性がさらに広がるとみており、新たな試みを通じて低迷が続く焼酎需要の活性化につなげる。

両社の原酒を掛け合わせたブレンデッド焼酎を手にする小牧醸造の小牧伊勢吉専務(左)と小正醸造の小正芳嗣社長(鹿児島市の鹿児島県酒造組合で)

小牧醸造の主力ブランド「一尚」と小正醸造の主力ブランド「蔵の師魂」から、それぞれが原酒を選び、自社銘柄と組み合わせた。アルコール度数は通常の製品よりも5度高い30度で、価格は3000円(税別)。それぞれ「一尚ブレンデッド蔵の師魂」、「蔵の師魂ブレンデッド一尚」として各3000本限定で6月3日から出荷する。

焼酎業界では別の蔵元から原酒を仕入れ、自社ブランドとして発売する「おけ買い」の慣習はあるが、仕入れ先の蔵元の名前を表に出すことはこれまでなかった。他社に先駆けて、ブレンドを前面に押し出した製品を投入することで、同様の取り組みを他の蔵元にも広げていきたい考えだ。

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