2019年6月25日(火)

ソニー、エンタメ事業強化 経営方針説明会で表明

エレクトロニクス
2019/5/21 11:50
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ソニーは21日、東京都内で経営方針説明会を開いた。ゲームや音楽、映画といったエンターテインメント事業を強化する方針を改めて表明。吉田憲一郎社長はマイクロソフトと提携した「クラウドゲーム」について、「長い目で見るとクラウド化やストリーミングの流れが来る」と話し、連携を進める方針を示した。

記者会見するソニーの吉田憲一郎社長(21日午前、東京都港区)

記者会見するソニーの吉田憲一郎社長(21日午前、東京都港区)

ゲームなどエンタメ事業の説明に長く時間を割いた。「プレイステーション4(PS4)」の次世代機について「飛躍的に描写スピードを向上させる」とした。シーンの切り替えにかかる時間が従来の10分の1程度になり、キャラクターの高速移動などを実現する。発売は2020年以降になる見通しだ。米グーグルが参入する「クラウドゲーム」などとの競合も激しくなる中、専用機ならではの体験を訴求する。

エンタメについては「定額ストリーミングサービスが追い風」と話した。映画事業は米ウォルト・ディズニーなどが自ら定額配信サービスを強化するなか「独立系であることはリスクもあるが、有力コンテンツがあれば幅広く提供できる優位なポジションにいる」とした。

昨年発表した中期経営計画の目標である21年3月期までの金融分野をのぞく営業キャッシュフローは、従来目標を2000億円増額し、2兆2000億円以上とした。半導体分野の設備投資も積み増し、設備投資全体で1兆1000億~1兆2000億円程度を見込む。

吉田社長は「肝に銘じないといけないのは、しっかり長期視点で仕込みをすることだと言い聞かせている」と話した。その上で1年で最も重要なのは1月に策定した「存在意義の定義」とした。

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