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北海道の小島消失か、調査始まる 領海狭まる恐れも

第1管区海上保安本部(小樽)は北海道猿払村の沖約500メートルにあるとされる「エサンベ鼻北小島」が波や流氷による浸食で消失した可能性があるとして、20日から実地調査を始めた。24日までの予定。結果によって領海が狭まる恐れもある。

北海道猿払村の沖約500メートルにあるとされる「エサンベ鼻北小島」付近(18日)=共同

周辺の水深が浅く巡視船艇が使えないため、この日は海上保安官らが民間の小型船で同村の港を出発。水中音波探知機(ソナー)や全地球測位システム(GPS)を使い、島から比較的遠く、水深の深いエリアから海底の測量を始めた。

国連海洋法条約は、島を「自然に形成された陸地で、満潮時にも水面上にあるもの」と規定。満潮時は水没するが、干潮時に水面上にある場合は「低潮高地」と定義され、本土から12カイリ(約22キロ)以内なら島と同様に領海の基準となる。1管は、消失したとみえてもエサンベ鼻北小島がこのケースに当たる可能性もあるとしている。

干潮時にも水没していれば基準とならず、領海が狭まる。1管の高梨泰宏海洋調査課長は「天候を見極めながら、正確な海図を作れるよう調査したい」と話した。

1987年の測量では、島の高さは平均海面から1.4メートルだったが、地元住民から昨年10月、「島が海面から見えなくなっている」との情報が寄せられた。〔共同〕

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