2019年6月26日(水)

顔認証の米ルメンタムが下方修正、ファーウェイ禁輸で

トランプ政権
ファーウェイ
ネット・IT
エレクトロニクス
北米
2019/5/21 7:07
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=佐藤浩実】スマートフォン向けの顔認証部品を手掛ける米ルメンタム・ホールディングスは20日、2019年4~6月期の売上見通しを最大12%下方修正すると発表した。トランプ政権が中国・華為技術(ファーウェイ)への事実上の禁輸措置を発動し、ファーウェイ向けの販売ができなくなるため。同社への依存度が高い米国の中堅・中小企業では経営問題に発展する可能性もある。

ルメンタムは1~3月期にファーウェイ向けの売り上げが全体の18%を占めていた=ロイター

ルメンタムは従来4億500万~4億2500万ドル(約450億~470億円)と見込んでいた4~6月期の売上高を、3億7500万~3億9000万ドルに下方修正した。米商務省がファーウェイを輸出規制リストに加えたことでスマホや通信機器向け部品を販売できなくなるためで、利益率も落ち込む。ファーウェイへの禁輸措置を直接要因とする米企業の下方修正は初めてとみられる。

ルメンタムはアップルの「iPhone」の顔認証部品のサプライヤーとして知られる中堅企業だが、1~3月期はファーウェイ向けの売り上げが全体の18%を占めていた。スマホや通信機器の世界大手に育ったファーウェイと取引をしている米国の部品企業は多く、他の販売先が乏しい中堅・中小企業ほど禁輸措置の影響を大きく受けることになる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報