東日本、局地的に激しい雨 通勤ラッシュ直撃

2019/5/21 6:56 (2019/5/21 13:32更新)
保存
共有
印刷
その他

寒冷前線が本州を通過する影響で、西日本から東日本の太平洋側は21日大雨となり、局地的に非常に激しい雨が降った。静岡県の一部に土砂災害警戒情報、神奈川県を中心とする広い範囲に大雨警報が出され、気象庁は土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水などに警戒を呼びかけた。関東地方の鉄道、フェリーなど交通機関の一部に乱れが出た。

強い風雨の中、傘を差して歩く人たち(21日、東京都新宿区)

強い風雨の中、傘を差して歩く人たち(21日、東京都新宿区)

同庁によると、前線の影響で21日までの24時間降雨量が静岡市で236ミリ、徳島県海陽町で247ミリを観測し、いずれも過去の5月の記録を更新した。21日までは東日本を中心に雨が続くが、22日以降は高気圧に覆われるため全国的に晴れ、気温も平年より高くなる見通し。

伊豆急行線は21日午前、全線で運転を見合わせた。東京湾フェリーも始発から欠航。空の便は羽田空港と八丈島、鳥取、徳島を結ぶ全日空便が欠航した。

中日本高速道路によると、新東名高速道路は大雨の影響で午後0時15分現在、浜松浜北インターチェンジ(IC)―新城IC間、三ケ日ジャンクション(JCT)―浜松いなさJCT間、新静岡IC―藤枝岡部IC間のいずれも上下線で通行止めとなった。

大雨は通勤ラッシュを直撃。JR新宿駅(東京・新宿)の改札付近では午前8時ごろ、傘が裏返しになるほどの強風と激しい雨の中、駅員が「ホームが滑りやすいので足元に注意してください」と繰り返し呼びかけた。

神奈川県大和市の男性会社員(40)は「強い雨でカバンの中の資料やパソコンがぬれないか心配」とカバンを拭った。特急列車で山梨県に出張に行く予定といい、「電車が止まらなければよいが……」と心配していた。

オーストラリアから旅行で来日したコレット・ジェイコブズさん(55)は「初日から大雨なんてショック。これでは観光できない」と肩を落とし、予定を考え直すため再び宿泊先に向かった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]