米司法省、スプリント・Tモバ統合に慎重か 米報道

2019/5/21 4:46
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【ニューヨーク=清水石珠実】米携帯電話3位TモバイルUSと4位スプリントの経営統合の可否を審査している米司法省は、2社の統合に反対する方向に意見が傾いているという。米ブルームバーグ通信が20日に報じた。

米携帯3位TモバイルUSの店舗=ロイター

通信2社の統合には、米司法省と米連邦通信委員会(FCC)の承認が必要になる。同日朝、FCCのパイ委員長が買収を承認する意向を固めたことを表明し、統合手続きが前進したとの期待が高まっていた。パイ委員長は、Tモバイルとスプリントの2社が農村部でも無線高速通信網の構築を約束したことや、プリペイド式携帯事業の一部を切り離す約束をしたことなどを評価した。

FCCと司法省の統合審査は重点が異なる。通信政策を扱うFCCは統合が公益にかなうかどうかを判断し、司法省は市場競争を阻害するかどうかを審査する。一部の専門家の間では、「プリペイド式事業の一部切り離しでは競争確保に不十分」との意見も出ている。

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