2019年6月27日(木)

「赤い三角屋根」姿現す 復元工事中の旧国立駅舎

東京
2019/5/20 20:26
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「赤い三角屋根」が帰ってきた――。東京都国立市は、大正時代の木造建築で、JR国立駅前で復元工事を進めている旧国立駅舎の住民向け工事現場見学会を開いた。工事の進捗率が5割弱となり、象徴だった赤い三角屋根が徐々に見えてきた。当時の工法で外装だけでなく改札口や荷物の取扱所などを再現し、公共施設として2020年4月の開業を目指している。

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復元工事中の旧国立駅舎。「赤い三角屋根」が徐々に姿を見せつつある(18日、東京都国立市)

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旧駅舎は1926年(大正15年)建築で、同市の中心市街地の象徴的な存在だった。JR中央線の高架化工事のため06年に解体された。市民の要望などもあり、市が復元することにした。

延べ床面積約199平方メートル、建築面積約253平方メートルで、解体した時の部材の約7割を使用する。総事業費は約10億5000万円で、市民からの寄付金約1億7000万円や国からの交付金などで賄う。

見学会では、当時の部材を使っている部分や、柱の組みわせ方などで当時の工法を採用していることなどを工事現場の担当者が説明した。

旧国立駅舎復元後の外観イメージ図

旧国立駅舎復元後の外観イメージ図

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