2019年6月27日(木)

春の叙勲、喜びの声 ジャズ・トランペット演奏家の日野皓正氏

2019/5/21 5:00
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受章しても「音楽界がもらったと思っている。僕個人は一生勉強ですから」と全くおごらない。トランペットで人を心から感動させる音をどうすれば出せるか。目指す頂きはまだ遠く「ずっと追い求めたい」と語る。

日野皓正氏

日野皓正氏

1967年「アローン・アローン・アンド・アローン」でデビュー。75年から米国に拠点を移し海外活動を本格化させた。89年に日本人で初めて名門レーベルのブルーノートと専属契約を交わすなど、ジャズシーンをけん引するトッププレーヤーとして走ってきた。

演奏のたびに「命を張っている」という。「じゃないと人の胸に入れない」。自らはまだルイ・アームストロングらジャズの巨星の域に達していないと思っている。「彼らは音を1発出すだけで感動させる。人間がでかいから」

音楽は演奏家の心を写す鏡で、器の大きさが音に表れると感じる。「僕も大きな人間になりたい」と力を込める。

中学生を教えたり慈善活動に取り組んだりと、人間力も磨く。「日々を努力してサボらないことが大事。人を喜ばせる音楽をつくり続けたい」

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