2019年6月19日(水)

維新・松井氏「信頼取り戻す一歩」 都構想で公明と会談

関西
社会
2019/5/20 17:40
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大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」を巡り、大阪維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は20日、「信頼関係を取り戻す一歩を踏み出せた」と述べ、公明党大阪府本部幹部と19日に会談したことを認めた。都構想に反対だった公明は会談で「ゼロベースで今までの考え方を見直す。前向きに協議する」と述べたという。大阪府庁で記者団に語った。

記者団の取材に応じる大阪維新の会の松井代表(左)(20日、大阪市内)

記者団の取材に応じる大阪維新の会の松井代表(左)(20日、大阪市内)

松井氏は「全ての調整はできていない」と述べ、23日に両党幹部で再会談するとした。協議がまとまれば、松井氏と公明府本部の佐藤茂樹代表が共同で記者会見を開くという。

4月の府知事・市長のダブル選後、両党幹部の会談は初めて。公明幹部は都構想に大筋で賛成する方針を伝えたとみられる。維新側は1年程度かけて都構想の制度設計を議論したいと伝えたが、公明から明確な回答はなかったいう。

松井氏は2020年秋から冬の住民投票実施を目指している。大阪府議会・市議会の承認が必要で、公明が賛成すれば両議会で過半数を確保できるため、15年5月以来2度目となる住民投票が実施される可能性が一段と高くなった。

松井氏は公明が都構想への反対姿勢を崩さない場合は、次期衆院選で公明現職のいる関西6選挙区に対立候補を擁立する考えを繰り返し強調してきた。公明が都構想に前向きな姿勢に転換した背景にはこうした事情も影響しているとみられる。

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