鳥取の麒麟獅子舞、日本遺産認定 島根の石見神楽も

2019/5/20 20:00
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文化庁は20日、地域の有形無形の文化財の魅力をストーリー仕立てで発信する「日本遺産」に、鳥取県東部と兵庫県北部の1市6町が申請した麒麟(きりん)獅子舞の伝統芸能のテーマを認定した。鳥取市が代表となって2017年認定分から申請し、構成する文化財を追加して3回目の挑戦で認定を受けた。

鳥取市の宇倍神社で行われる麒麟獅子舞

圏域は鳥取県が鳥取市と岩美、智頭、若桜、八頭の4町で、兵庫県は新温泉、香美の2町で、広く麒麟獅子舞という伝統芸能が伝わっている。

テーマは「日本海の風が生んだ絶景と秘境―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地『因幡・但馬』」。鳥取砂丘などの観光名所から神社や古墳まで幅広い31の文化財でストーリーを構成している。

鳥取市が17年4月に大阪市に設置したアンテナショップ「麒麟のまち」には圏域の地場産品を並べている。18年1月には圏域の観光振興を担うDMO(観光地経営組織)「麒麟のまち観光局」が設立されており、今回の認定で観光振興に弾みがつくことが期待される。深沢義彦鳥取市長は「一層連携を深め、魅力あふれる圏域づくりを目指す」とのコメントを出した。

浜田市、益田市など島根県西部の9市町が共同申請した「石見神楽」も選ばれた。島根県の丸山達也知事は「地域への自信と愛着が一層育まれ、伝統芸能として伝承されていくことに弾みがつくものと思う」との歓迎コメントを出した。

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