2019年6月20日(木)

日経商品指数17種

(1970年平均=100)
6月20日 150.872 +0.304

[PR]

商品ニュース

鶏卵卸値11%下落 連休明け、需要鈍る

サービス・食品
2019/5/20 16:38
保存
共有
印刷
その他

鶏卵の卸値が下落している。指標となるJA全農たまご(東京・千代田)の取引価格は20日、東京地区のMサイズが1キロ165円(加重平均)となり5月上旬と比べて約11%下落した。

大型連休前まではスーパーや外食で在庫を積み増す動きが活発だったが一服。「連休が終わり、消費者の財布のひもが固くなっている。売れ行きが落ちてきて余剰感が出始めた」(都内の鶏卵卸)という。

供給の増加も背景だ。大型連休前は人手不足に対応して強制換羽(かんう)と呼ばれる生産抑制を行う生産者が多い。鶏に給餌せずに産卵を一時的に停止させる手法で強制換羽で1カ月前後は卵を産まなくなる。大手鶏卵卸の担当者は「強制換羽の効果で供給が絞られていたが、再び鶏が卵を産み始めている。今後は供給が多い状況が続くため、相場は弱含みで推移しそう」と話す。

価格が一定基準を下回ったため日本養鶏協会(東京・中央)は20日、今年度初の生産抑制事業を発動した。「一定の効果はあるが、どこまで生産が減るかは見通せない」(同鶏卵卸)との声もある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム