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先進国株式型、QUICKファンドスコアで比較

2019/5/22 12:00
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長期投資にふさわしいかどうかの視点から個別の投資信託をランク付けした「QUICKファンドスコア」。QUICK資産運用研究所が算出し、日本経済新聞電子版などで公開している。「先進国株式型」のうち、純資産総額(残高)が大きい投信のスコアを比べてみた。

QUICKファンドスコアは、各投信を(1)リスクの適正さ(2)運用成績の安定度(3)下げ相場での抵抗力(4)リターンに見合ったコスト(5)分配金の健全度――の5項目でそれぞれ評価し、10段階で点数化した「総合スコア」を算出。点数が高いほど、分類が同じ投信の中で相対的に長期保有に向いていることを示している。

長期保有するのは運用実績が長い投信の中から選ぶのが望ましいという考え方から、設定からの経過年数が長いファンドほど評価を高くしている。スコアの付与対象は、設定後3年以上(インデックス型は設定後10年以上)が経過した投信。

スコアが付いた「先進国株式型」の残高上位10本を見ると、4月末時点のスコアは3~9にばらついた(図表1)。足元のリターンが同じくらいでもスコアに差がつくのは、長期投資に向いているかどうかの観点から多角的に評価するファンドスコアならではだ。

具体的に個別のスコアを見てみると、残高トップの「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」の総合スコアは4。基になる5項目の点数を見ると、特に「分配金健全度」の評価が低かった(図表2)。運用益を上回る分配金を払い続けていることが背景にある。

残高2位の「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」の総合スコアは3で、項目別では「リスク」の点数の低さが目立った。同じリスク階級のファンドと比べて値動きの振れ幅が大きかった点が評価を押し下げた。

総合スコアが高評価の9だったのは、残高5位の「 netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)」。内訳を見ると「リターン」や「コスト」「分配金健全度」の評価が高かった。特に「リターン」の項目には最高スコアの10が付いた。先進国株式型の中で、運用成績が長期にわたり好調だったことが高評価につながった。

(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)

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