2019年6月17日(月)

唐招提寺でうちわまき 空舞う「宝扇」取り合い

関西
2019/5/19 18:31
保存
共有
印刷
その他

奈良市の唐招提寺で19日、恒例行事「うちわまき」が行われた。大勢の参拝客が詰め掛け、2階建ての「鼓楼」(国宝)からまかれたハート形のうちわ「宝扇」を手を伸ばして取り合った。

唐招提寺の「うちわまき」で鼓楼からうちわ「宝扇」をまく僧侶(19日午後、奈良市)=共同

宝扇は厄よけや虫よけなどの御利益があるとされ、4人の僧侶が鐘の合図と同時に、500本の宝扇をまいた。友人と来た愛知県春日井市の女性(66)は、飛んできたうちわの柄が額に当たり「今年1年は大当たり」と笑顔だった。

うちわまきは同寺を復興した鎌倉時代の高僧・覚盛上人の命日に行われる法要「梵網会」の行事の一つ。蚊をたたこうとした弟子に「血を吸わせるのも修行のうち」と不殺生を説いたことにちなみ、死後はうちわで蚊を追い払ってもらおうと、仏前に供えたのが始まりとされている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報