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極右政党がミラノで選挙集会、EUを批判

【ジュネーブ=細川倫太郎】イタリアの極右政党、同盟は18日、欧州各国の極右政党をミラノに集め、欧州議会選挙に向けた選挙集会を開いた。各党は無秩序に移民を受け入れてきた欧州連合(EU)を批判し、選挙戦終盤での支持拡大を訴えた。極右が連携して議席を伸ばし、EUでの発言力を強める狙いがある。

ミラノ中心部で開催した集会にはドイツのための選択肢や、デンマーク国民党など各国の極右が参加した。同盟のサルビーニ党首が「(EU本部がある)ブリュッセルに占拠された欧州を解放する大事な時期がきた。欧州を変える」と訴えると、集まった数千人の支持者が歓声を上げた。フランスの国民連合のルペン党首も「野蛮なグローバリゼーションの風を吹かすEUはもうたくさんだ」と批判した。

欧州議会では各国の政党が政治理念に応じて会派を作っている。政治メディア「ポリティコ」の予想によると、今回の選挙で同盟や国民連合が参加する会派「国家と自由の欧州(ENF)」は、72議席と現在から倍増する見通し。穏健派も含めたEU懐疑派は全体の3分の1の議席をうかがう。サルビーニ氏は連携する政党を増やし、選挙後に新会派を発足させる計画も立てている。

ただ、ポーランドの右派色の濃い与党、法と正義などは対ロシア政策を巡って温度差があり、同盟と一定の距離を置く。EU懐疑派の中での意見の食い違いもあり、極右勢力が1つにまとまるのは難しいとの声も多い。

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