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大雨で260人超孤立の屋久島、午前に25人を救助

(更新)

鹿児島県屋久島町で18日に降った局地的な大雨により、世界自然遺産・屋久島の登山者ら少なくとも266人が孤立したのを受け、県警などは19日、救助活動を始めた。機動隊員らが陸路から向かい、午前中に25人を救助した。崩落現場が近いこともあり、残る孤立者も順次、慎重に下山させる方針。

救助には、海上保安庁や県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊も参加。天候次第で、孤立者をヘリコプターで搬送することも検討している。

町や県によると、屋久島の東部から観光名所の「縄文杉」に向かう県道を中心に、18日午後に冠水や陥没、土砂崩れが発生。登山者を運ぶバスをはじめ10台以上が立ち往生した。消防などは二次被害の可能性を考慮し、同日中の救助活動を中断していた。孤立した人々のうち数人が捻挫や体調不良を訴えたが、重い症状ではないとみられる。

大雨で冠水した鹿児島県屋久島町小瀬田の県道(18日午後)=南日本新聞社提供・共同

気象庁は18日夕、屋久島で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして「記録的短時間大雨情報」を発表。同島と口永良部島から成る屋久島町は、全域の6667世帯1万2431人に避難勧告を出した。

町では、降り始めから19日午前8時までの雨量が450ミリを超えたところがあった。20日午前6時までの24時間予想降水量は、鹿児島県の種子島・屋久島地方と宮崎県で180ミリ。気象庁は引き続き、大雨や土砂災害への厳重な警戒を呼び掛けた。〔共同〕

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