2019年6月20日(木)

九州南部に局地的大雨 屋久島で登山客ら260人超孤立

2019/5/18 19:05 (2019/5/19 6:22更新)
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宮崎県や鹿児島県(奄美地方を除く)で18日、局地的に非常に激しい雨が降った。鹿児島県屋久島町では同日夕までの半日で291ミリの降水量を観測。世界自然遺産・屋久島の観光名所「縄文杉」に向かう県道が陥没するなどし、登山者ら少なくとも計262人が孤立した。全員無事とみられるが、二次災害を避けるため救助は天候を見極めつつ19日に行う予定。

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大雨で冠水した鹿児島県屋久島町小瀬田の県道(18日午後)=南日本新聞社提供・共同

大雨で冠水した鹿児島県屋久島町小瀬田の県道(18日午後)=南日本新聞社提供・共同

屋久島町によると、土砂崩れなどでバスや乗用車など10台以上が立ち往生し、孤立したとみられる登山者らは少なくとも計262人という。約40人は屋外で一夜を明かす見込み。2人が低体温症とみられる症状を訴えているが命に別条はないとしている。

気象庁によると、九州南部に東から湿った空気が継続して流れ込み、大気の状態が不安定になっている。

鹿児島地方気象台は18日午後6時すぎ、レーダー解析の結果、屋久島町南部付近で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして「記録的短時間大雨情報」を発表。「50年に1度の記録的な大雨」としており、19日にかけて土砂災害への警戒が必要だ。

町は18日夜、全域の6667世帯1万2431人に避難勧告を出した。鹿児島県は陸上自衛隊に災害派遣を要請。気象庁は自治体に気象状況を迅速に伝える「気象庁防災対応支援チーム」(JETT)を県に派遣した。

18日夕までの半日の降水量はこのほか、宮崎県延岡市で125ミリに達した。強い風も吹き、同日午後には鹿児島県の種子島で23.3メートル、延岡市で20.1メートルの最大瞬間風速を観測した。

19日午後6時までの24時間予想降水量は、多い地域で鹿児島県200ミリ、宮崎県が180ミリ。〔共同〕

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