2019年6月18日(火)

幻冬舎社長がツイート謝罪 実売数公表、作家らが批判

2019/5/18 18:52
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幻冬舎の見城徹社長は18日までに、文庫化の出版取りやめを巡って同社と主張が対立していた作家の本の実売部数をツイッターで公表したことについて謝罪した。実売部数の公表は異例で、多くの作家らから批判の声が上がり、公表したツイートは既に削除された。

文庫本を出す予定だったのは作家の津原泰水さん。ツイッターで、同社が刊行した百田尚樹さんのベストセラー「日本国紀」を批判したため今年初めに出版中止を通告されたと主張していた。

一方、同社は「事実に反する」と反論。16日に見城社長は文庫化が取りやめになった作品について「僕や営業局の反対を押し切って担当者が頑張りました」「実売××でした」(原文では××は実数)などと実売部数が少ないことをツイートした。

出版界では実売部数を公表しないのが慣例とされ、大手出版社のトップによる"暴露"は極めて異例。波紋が広がる中、多くの文芸関係者らがツイッターで批判した。

作家の高橋源一郎さんは「出版社のトップとして、これはないよ」「『この人の本は売れませんよ』と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはず」などと疑問を呈した。〔共同〕

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