2019年6月26日(水)

米大統領の対話姿勢、「真剣に受け止めず」 駐日イラン大使

トランプ政権
中東・アフリカ
北米
2019/5/18 1:35
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米国とイラン間の緊張が高まっている問題で、イランのラフマーニ駐日大使は17日、トランプ米大統領が対話を探る姿勢を示したことについて、「真剣には受け止めていない」と否定的な見解を示した。米政権内部の対イラン強硬派やイランを敵視するイスラエルやサウジアラビアの攻撃的な姿勢を抑えることが先決だとも語った。

ラフマーニ氏は日本がイラン産原油の輸入を続けるよう求めた(17日、東京・港)

16日にはイランのザリフ外相が都内で安倍晋三首相らと会談しており、ラフマーニ氏はザリフ氏と報道対応を調整したもようだ。

大使は都内のイラン大使館で日本経済新聞などと会見した。米国は一方的に核合意を離脱し、イランに対する制裁を強化したうえで軍事的な圧力をかけている。ラフマーニ氏は対米不信感をあらわにしながら、「我々から戦争を始めることは決してない」と強調した。

トランプ氏は16日に記者団から「イランと戦争するのか」と問われ、「そうなることを望まない」と語っていた。

イランは8日、英独仏が60日以内に原油取引や金融決済を正常化できれば核合意を維持すると表明している。ラフマーニ氏は「60日間は非常に重要だ」と述べ、欧州諸国の取り組みに期待を示した。日本に対しては「大事なのは通常の貿易関係を続けることだ」と指摘した。独自の判断でイラン産原油の輸入を継続し、医薬品や医療機器など人道物資の輸出に応じるよう日本に求めた。

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