2019年6月16日(日)

八ツ場大橋にバンジー、ダム完成控え「今だけ」高さ日本一

コラム(地域)
北関東・信越
2019/5/17 22:00
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群馬県長野原町は2020年春の八ツ場ダム完成後の観光振興につなげようと、ダム湖予定地に架かる八ツ場大橋でバンジージャンプの営業を始めた。貯水が始まる秋まで、高さ日本一のジャンプ台となる。ダム完成後は周辺にレジャー施設なども整備する計画で、観光地として全国に発信していく。

八ツ場大橋(群馬県長野原町)からバンジージャンプを楽しめる

4月、八ツ場大橋でバンジージャンプの開業式典が開かれた。「ファーストジャンプ」として橋の中央にあるジャンプ台に立ったのは長野原町の萩原睦男町長。大勢の人が見守る中、スーツ姿で台から飛び降りた。

八ツ場バンジーは町が国内7カ所でバンジージャンプを手掛けるスタンダードムーブ(群馬県みなかみ町)と業務提携し運営する。ダム湖の底からの高さは106メートル。高さ100メートルのジャンプ台がある茨城県常陸太田市の竜神大吊(つり)橋を超える日本一の高さだ。

15歳以上で、体重40~105キログラムの人が対象。料金は2万円で、ジャンプの瞬間を写真撮影してもらうこともできる。営業は10月まで。ダム湖に水がたまると湖面からの高さは約50メートルになるため、日本一の高さを味わえるのは「今だけ」だ。

長野原町は近年、少子高齢化による人口減少に悩まされている。1950年代に8000人を超えていた町の人口は、現在は約5600人まで減った。流入人口の増加に向け、ダムを中心とした観光振興にかかる期待は大きい。

ジャンプ台は八ツ場ダムの完成後、本格営業を開始する。町は20年春、JR川原湯温泉駅近くに地域振興施設を建設する予定。日帰り温泉が入るほか、キャンプやバーベキュー用の備品を用意し、駅利用者が手ぶらで楽しめるようにする。20年4月からJRグループの大型観光企画「デスティネーションキャンペーン」を控える中、観光客の受け入れ体制の整備も進める考えだ。

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