2019年8月21日(水)

シダックス、ファンドから65億円調達 再成長へ資本業務提携

2019/5/17 18:58
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シダックスは17日、投資ファンドのユニゾン・キャピタル(東京・千代田)と資本業務提携したと発表した。2019年3月期まで4期連続の最終赤字と業績が低迷している。第三者割当増資を実施し、財務体質の改善につなげるほか、給食事業を中心に事業の立て直しを図る考えだ。

シダックスは7月11日開催予定の臨時株主総会での承認を経て、7月16日付でユニゾンに議決権のない優先株を割り当て、65億円を調達する。優先株の一部は3年後には普通株に転換可能。現時点で見込まれる議決権比率は2~3割になる。

シダックスは18年7月にも国内ファンドに優先株25億円を割り当てている。この優先株は全株をシダックスが7月16日までに取得し、消却する。今回の第三者割当増資との差し引き40億円を成長投資に回す方針だ。ユニゾンは取締役2人を派遣し経営を支援する。

同日発表した2019年3月期連結決算は売上高が前の期比10%減の1282億円、最終損益が32億円の赤字(前の期は13億円の赤字)だった。最終赤字は4期連続で低迷が続く。

かつての主力事業の一つのカラオケボックス運営事業は、子会社の持ち分の大半を18年6月に「カラオケ館」などを運営するB&V(東京・練馬)に売却し事実上撤退した。もともとの祖業である給食などフード関連事業に経営資源を集中している。

ユニゾンはあきんどスシロー(現・スシローグローバルホールディングス)やドラッグイレブンなど外食・サービス業への投資実績が豊富で、シダックスは知見を活用したい考え。シダックスの志太勤一会長兼社長は「(ユニゾンと組んで)企業・自治体向けに最大の力を発揮していく」と述べた。今後はフード関連を中心に企業や自治体などから幅広い業務を一括で受託する事業を強化する。今期の最終黒字転換を目指す。

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