/

ATOUNが腕のアシストスーツ、20年度に発売

パナソニック子会社のATOUN(アトウン、奈良市)は17日、2020年度に腕のパワーアシストスーツを発売すると発表した。同社の腰のアシストスーツとつなげて使う。最大10キログラムの荷物ならばほぼ両腕の力を入れずに持ち上げられる。物流倉庫や工場で使用を想定し、効率を最大4割近く高める効果を見込む。

同日会見した藤本弘道社長は「労働力不足の中で人ができる作業の可能性を広げる」と語った。

手に付けるグローブの指先にセンサーを内蔵し、荷物を持つと重さを感知する。肩近くのモーターが手のグローブにつながったワイヤを引っ張り適度な力を加える。「負担を少し軽くする」(開発担当者)ようにした。

実験で20~30代の男女が高さ75センチの机に20キロのビールケースを5分間上げ下げすると、アシストスーツの装着時に回数が2~3割増えた。安全性や安定性を検証する。

ATOUNは腰のアシストスーツ「モデルY」を18年から累計で400台販売した。日本航空が羽田や成田の両空港で使い、6月以降に伊丹や福岡、札幌の各空港で試験導入する。「腕も欲しいという顧客が多かった」(ATOUNの藤本社長)のが今回の開発のきっかけ。

日本能率協会総合研究所(東京・港)によると23年度、国内のパワーアシストスーツ市場は18年度比4倍の8千台に伸びる。既に東京理科大発のイノフィス(東京・新宿)が腕のアシストスーツを開発済み。ATOUNの製品投入により市場拡大に弾みがつきそうだ。(藤野逸郎)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン