2019年6月25日(火)

国会改革、衆院でペーパーレス対象が拡大

政治
2019/5/16 18:07
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衆院は16日の議院運営委員会理事会で、議員に配る紙の印刷物を減らすペーパーレス化の対象拡大を決めた。質問主意書とその答弁書を早ければ秋の臨時国会から電子データでの配布に切り替える。関連する衆院規則を今国会中に改正する。

質問主意書と答弁書は衆院のウェブサイトでも閲覧、ダウンロードできる。これに加え現在は衆院規則に従って紙の印刷物を全議員に配布している。配布の取りやめにより、初期費用を除いて年間約4600万円の経費削減を見込む。

質問主意書と答弁書を含む国会に提出される予算案や法案、会議録などは国会法や衆参それぞれの議院規則で「配付」が定められており、紙の印刷物を議員に配っている。衆院規則を改正して印刷物の配布をやめるのは初めてになる。今後も順次ペーパーレス化の対象拡大を検討する方針だ。

衆院では2018年10月から白書などの政府報告書を概要だけ印刷して配るように変更した。請願への対応状況をまとめた書類の印刷・配布もやめ、希望者には紙で届けるようにした。これらは規則改正が不要だった。

このほか国会同意人事で必要な手続きである所信聴取と質疑について、本人の同意が得られればインターネットを通じて一般に公開することも決めた。

参院も定数増を受けた歳費の削減の検討とあわせ、ペーパーレス化の拡大に向けて与野党で協議している。

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