2019年5月25日(土)

「今後は社員教育に」 大和ハウス樋口会長、CEO退任理由を説明

住建・不動産
関西
2019/5/16 17:33
保存
共有
印刷
その他

大和ハウス工業の樋口武男会長は16日、代表権の返上と最高経営責任者(CEO)退任について「81歳になり、体が疲れやすくなってきた」と述べ、高齢が理由だと明らかにした。今後について「引退するつもりはないが、後進の指導や社員教育をやっていく。創業者精神を継承する役割を全うする」とした。

自身の退任理由を説明する大和ハウスの樋口会長

都内で開いたアナリスト向け経営説明会で説明した。13日にCEO退任の人事を発表後、樋口氏が公の場で話すのは初めて。樋口氏は6月25日付で代表権のない会長に就き、芳井敬一社長兼最高執行責任者(COO)がCEOを兼務する。

樋口氏は「これまで堅実に取り組んで成長してきた。やってきたことに悔いはない」と語った。退任について「昨日、今日考えたわけではない」とも述べ、不適合住宅の発覚など相次ぐ問題による引責は否定した。

芳井氏は「(樋口会長の後は)非常にプレッシャーを感じるが、さらに良い会社にしていく。まずはいま起きている(不適合住宅などの)問題を真正面から受け止め、やり遂げたい」と語った。

樋口氏は2001年4月の社長就任以降、18年にわたりトップを在任した。01年3月期に1兆162億円だった連結売上高は、19年3月期に4兆1435億円と4倍強に急拡大。総合建設会社(ゼネコン)を含む建設関連企業で国内トップに育てた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報