三井物産、ベトナムのエビ養殖最大手に出資

2019/5/16 16:52
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三井物産は16日、ベトナム最大手のエビ養殖・加工会社、ミンフー・シーフードに35.1%出資すると発表した。出資額は約170億円で、第2位株主となる。三井物産は2013年に同社の子会社に出資したが、親会社への出資を通じて経営への関与を深める。販売先を増やすほか、水質の遠隔管理などデジタル技術の導入で効率化を支援する。

ベトナムではエビの養殖、加工が盛ん(ベトナムのエビ加工工場)

ミンフーはベトナムのエビ輸出量の2割を占める最大手。ベトナム国内に900ヘクタールの養殖池と2つの工場を持ち、養殖から加工まで一貫して手掛けられるのが特長だ。現在、日米を中心に約50カ国に供給している。

たんぱく源としてエビの消費量は世界的に増加している。三井物産の販路を生かして、手薄だった中国、中東、欧州向けへの出荷を拡大する。人工知能(AI)の活用や餌やりの自動化といった生産の効率化にも取り組む。

三井物産は13年、ミンフーのエビ加工子会社、MPHGに31%出資した。ミンフーへの出資にあわせてMPHG株は売却する。

三井物産は中期経営計画で「食と農」を新たな成長分野のひとつと位置づけている。

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