2019年6月16日(日)

タイ国際航空、営業赤字に転落 米中摩擦で貨物減少

東南アジア
2019/5/16 16:19
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【バンコク=村松洋兵】タイ国際航空が16日発表した2019年1~3月期の連結決算は、営業損益が8億2800万バーツ(約29億円)の赤字(前年同期は38億バーツの黒字)だった。格安航空会社(LCC)との競争が激しく、旅客収入が減少した。米中貿易摩擦の影響で航空便を使った輸出が減り、貨物輸送も低調だった。

タイ国際航空はLCCとの競争で旅客収入が減少した

売上高は前年同期比7%減の497億バーツだった。LCCとの競争激化で旅客数、旅客1人当たりの収入とも減少した。貨物事業の収入は同13%減った。記者会見したスメート・ダムロンチャイタム社長は「米中摩擦などの影響で航空貨物が減少した」と話した。

一方で営業費用は2%増えた。エアバスの最新中型機「A350」を3機導入したため、リース料が膨らんだ。集客に向けた広告費も増加した。

不振の航空事業を補うため新規事業を強化する。スメート社長は9月までにインターネット通販事業を始める考えを明らかにした。海外から商品を調達しタイ国内向けに販売する。年間5億バーツの売り上げを目指す。

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