2019年6月20日(木)

広島大とドコモが連携、5Gで共同研究 遠隔医療など

ネット・IT
中国・四国
2019/5/16 15:51
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広島大学とNTTドコモは16日、次世代通信規格「5G」を使った共同研究についての協定を結んだと発表した。大容量・高速といった5Gの特性を生かし、遠隔医療などの新技術を開発する。手術室にある複数の機器の映像をリアルタイムで遠隔地に送り、大学病院の専門医が過疎地の医師に指示を出すなどの応用を見込む。

手術室の映像はこれまで、データ量が大きいため離れた場所からの確認が難しかった。5Gを使うことにより、別の病院やスマートフォンからでも手術の進行などを詳細に確認できるようにする。

このほか脳波データによる感情分析の研究にも生かす。脳波データは容量が大きく、これまでは研究室内での収集にとどまっていた。今後は屋外で体に装着できるウエアラブル機器を使って脳波データを集め、インターネット上のクラウドで分析する。観光地で来場者の感情を細かく分析することで、巡回ルートの改良などにつなげられるという。

広島大学にとって通信会社と協定を結ぶのは初めて。ドコモが大学と協定を結ぶのは中国地方では初めてで、全国では7例目という。ドコモの上野智久・中国支社長は「広島大学は特に医療分野が強い。中国地方は過疎化が進む地域もあり、遠隔医療のニーズは高い」と話した。

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