株、募る二番底不安 マネーは「米中鈍感株」に退避
証券部 大西康平
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日本株が一段安に向かうとの警戒感が市場で高まっている。2018年の2度の下落局面ではいずれも株安がいったん和らいだあとで、二番底の水準まで下げた経緯があるためだ。米中貿易摩擦の激化や企業業績悪化といった懸念材料が山積する中で、リスク回避のための株売りが「まだ不十分」とされる。投資マネーは米国株や中国株との連動性が小さい「米中鈍感株」に退避している。
16日の日経平均株価は前日比125円安の2万10...
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