2019年9月20日(金)

パナ、自転車シェアリング 「IoT」でデータ収集

2019/5/16 15:25
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パナソニック子会社のパナソニックサイクルテック(大阪府柏原市)は16日、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」技術を活用した電動アシスト自転車のシェアリングサービスの実証実験を20日から始めると発表した。走行データの取得などをする。今後は一般消費者向けにIoT自転車の販売を進め、走行履歴や故障データを使ったメンテナンスサービスなども展開したい考えだ。

IoT電動アシスト自転車を使った実証実験を始める(16日、横浜市)

パナソニックの工場跡地にあるスマートシティー「綱島SST」(横浜市)で実証実験する。まずは地元の住民などを対象に、30台のIoT電動アシスト自転車を提供する。

IoT電動アシスト自転車は、スマホを使うことで解錠や電池残量の確認ができる。自転車本体が通信機能を備えており、全地球測位システム(GPS)による走行データの取得や故障状況などをリアルタイムで把握できる。

パナソニックサイクルテックは2021年度から順次、一般消費者向けのIoT電動アシスト自転車を市場投入する計画だ。

IoT技術を生かしたサービスに力を入れる考えだ。シェアリングサービスを通じて収集したデータを踏まえて、最適なメンテナンスサービスの提供などにつなげることを視野に入れている。

30年には販売する電動アシスト自転車全てを、IoT対応の自転車にする方針。自転車と自動車が通信しあい、安全運転支援をするといった次世代のビジョンもみすえている。

パナソニックは9日、トヨタ自動車と住宅事業を統合すると発表した。新会社を設立し、街づくりなどで互いの技術を生かす。パナソニックサイクルテックの野中達行社長は「自転車はラストワンマイルを埋める。街づくりの面で新会社との連携も検討することになる」と話した。

パナソニックサイクルテックの19年3月期の売上高は314億円。電動アシスト自転車に占めるシェアは4割強で、国内最大手だという。

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