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米ウィーワーク、不動産ファンド設立 3000億円規模

【ニューヨーク=大島有美子】米シェアオフィス大手で「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーは15日、シェアオフィスとして使うための不動産を取得し、管理する29億ドル(約3200億円)のファンドを立ち上げると発表した。世界各地での事業拡大に伴い、需要に合わせて各地域の物件を効率的に売買できる体制を整える。

ウィーカンパニーの関連会社、ARKがファンド運営主体となり、カナダの不動産会社が戦略パートナーとなる。ARKは世界の都市の物件を選定して購入、ウィーワークが顧客向けにシェアオフィスサービスを提供する。具体的な物件の計画は明らかにしていない。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは1月、ウィーカンパニーのアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)がシェアオフィス物件を購入後にウィーワークに貸し出すことで、数百万ドルを稼いでいたと報じた。今回の発表には、物件運営の透明性を高める狙いもありそうだ。

同日ウィーカンパニーが発表した19年1~3月期の決算は、売上高が前年同期比2.1倍の7億2千万ドル、本業のもうけを示す修正EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は先行投資がかさみ2億2千万ドルの赤字だった。シェアオフィスの会員数は前年同期比2.1倍に増え、47万人となった。

会員の中では米国以外の構成割合が高まっているという。ウィーカンパニー幹部は日本経済新聞の取材に対し「アジアは著しく需要が伸びており、南米や欧州にもビジネスを広げる」と説明した。このほど南アフリカにも進出すると発表した。

ウィーワークにはソフトバンクグループが累計100億ドル以上出資している。

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