2019年6月19日(水)

ボーイング事故型機の修正ソフト FAA「来週にも受領」

自動車・機械
北米
2019/5/16 5:17
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【ニューヨーク=中山修志】米連邦航空局(FAA)は15日、ボーイングの新型機「737MAX」の修正ソフトを来週にも同社から受け取ると明らかにした。同機の2度の墜落事故は、機体の失速を防ぐ自動制御システムの誤作動が原因とみられている。ボーイングはシステムの修正ソフトの開発を進めていた。

「737MAX」は3月半ばから運航停止が続いている(ワシントン州の組み立て工場)=AP

米下院が同日開いた公聴会で、FAAのエルウェル局長代行が「ボーイングは来週にも修正版ソフトを提出する」と述べた。FAAは修正ソフトを審査し、有効な安全対策だと認めれば3月半ばから続く運航停止措置を解除する見通し。米メディアによると、審査には数カ月かかる可能性がある。

ボーイングはソフトの修正により、パイロットの手動操縦をシステム制御より常に優先するよう変更する。また、機体の傾きを測る2カ所のセンサーの数値が食い違った場合、機首を下げようとする制御を無効にする。

ボーイングは同じく事故との関連を指摘されたパイロットの訓練プログラムについて見直し案をFAAに提出済み。FAAが任命した専門家らで構成する飛行基準評価審査会(FSB)は4月半ば、見直し案を「運用上適切」とする報告書をまとめた。

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