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快勝の余韻なく 貴景勝、右膝に不安

2019/5/15 23:37
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「大丈夫っす」「痛めてないっす」。口ではかたくなに否定しながらも表情はゆがみ、傍らの付け人が右膝内側を氷で必死に冷やし続ける。そんな貴景勝の様子が逆に事態の深刻さを物語る。御嶽海戦の連敗を5で止めた白星の余韻もなく、支度部屋は重い空気に包まれた。

【貴景勝は連敗免れる、鶴竜ら4連勝 夏場所4日目】

立ち合いで右足が滑った際に痛めたか、あるいは慣れない取り口が災いしたか。相手の脇下を攻めるはず押しから、流れの中でスポッともろ差しになったのは本意ではなかっただろう。有利な体勢とはいえ、入門から突き押し相撲一筋の貴景勝にはいったん突き放す選択肢もあったが、「巻き替えられたら(相手十分の)体勢をつくられる。そうしないように」。

御嶽海(左)を寄り切りで破った後、顔をしかめる貴景勝

御嶽海(左)を寄り切りで破った後、顔をしかめる貴景勝

合口の悪い相撲巧者の反撃を封じるべく体を密着させ、手間取りながらも土俵外へ。「ちゃんと寄り切ったのは初めてじゃないかな」。幕内で挙げた128勝の中で2度目という珍しい寄り切りでの白星に国技館が大いに沸いたのもつかの間、痛々しくしゃがみ込む大関の異変は明らかだった。

それでも本人は北勝富士に押し負けた前日の反省を強調し、「2連敗すると3連敗するし、こけちゃいけないなと思っていた」。大関としての面目は保ったものの、代償は小さくなかったのかもしれない。(本池英人)

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