2019年8月26日(月)

「おおむね順調な歩み」 裁判員制度10年で最高裁長官

2019/5/15 23:33
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大谷直人・最高裁長官は15日、裁判員制度が21日で施行から10年を迎えるのを前に記者会見し、「裁判員の方々の視点、感覚を反映し、より多角的で深みのある判断が示されるようになるなど、おおむね順調に歩み続けている」と述べた。

記者会見する大谷直人・最高裁長官(15日、東京都千代田区)

大谷長官は「諸外国での刑事裁判への国民参加の歴史と比べれば裁判員制度はまだ草創期で、制度運用も完成途上にある」とし、公判前整理手続きの長期化や辞退率上昇などの課題があるとした。4月に東京地裁であった裁判員裁判を自ら傍聴したといい、「公判の分かりやすさに向けて重ねられた努力は実を結んでいる」と評価した。

また約1万2千件の裁判員裁判の経験を法曹三者が振り返り、改善策を検討して実務に反映させていく姿勢が求められていると指摘。「10周年は一つの通過点にすぎず、司法に携わる者は(制度を)より大きく育てていかなければならない」とした。

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