カーナビも受信料は義務 テレビ持たず、初の判断

2019/5/15 18:23
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自宅にテレビを持たない女性=栃木県=が、自家用車に設置しているワンセグ機能付きのカーナビについて受信料契約を結ぶ義務がないことの確認をNHKに求めた訴訟の判決で、東京地裁(森田浩美裁判長)は15日、女性の訴えを退けた。NHKによると、カーナビに関する司法判断は初めてという。

受信料契約を巡っては、最高裁は今年3月、ワンセグ機能付きの携帯電話を持つと契約義務が生じると判断した。NHKによると、自宅のテレビで受信契約をしていれば契約を新たに結ぶ必要はない。今回の女性はカーナビ以外に受信できる設備がなかった。

放送法の規定で放送受信を目的としない受信設備は受信料契約を免れるとしており、女性側は「車を保管する自宅敷地では受信できない。カーナビはテレビ放送を受信するためではなく、交通案内のために購入した」と主張した。

これに対し、森田裁判長は判決理由で「自宅敷地で受信できないことをうかがわせる証拠はない。カーナビは女性が使用する車に取り付けられており、放送を受信する目的がないとは認められない」とした。

〔共同〕

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